
Curent Exhibition
玄照院道覚(昔、小野寺聡と呼ばれた男)・中川佳宣
野生の思考
会期:2026年3月7日(土)―29日(日)
時間:13時―19時(最終日17時迄)
休廊:月・火・水


この度、玄照院道覚(昔、小野寺聡と呼ばれた男)と、私、中川佳宣は37年ぶりに2人展を開催する。美大の入試対策の研究所の同期で、その出会いから数えれば40数年になる。
37年前、大阪の天野画廊で「封じ込められたムーブメントと動き出すシーン」と題した2人展を開催した。この2人展を復活させるに至った背景に2kwギャラリーの金子さんの希望があり、彼(玄照院)はどうしているのか?という声から生まれた。
久しぶりに大学の研究室で会い、2人展の打ち合わせをしているときに玄照院のメモから、今の二人を繋ぐキーワードが浮かんだ。クロード・レヴィ=ストロースの著害「野生の思考」である。
レヴィ=ストロースは、民族は違えども洞察力の根底には生きるために必要な強い概念があり、我々、二人が一緒の空間を共有し合う背景にもブリコラージュ(Bricolage)的な記号がある。玄照院の拾い集めたものと、中川が貯め込んだものを現代という社会の枠から一歩引いた立ち位置で、同じ空間でひっくり返す。その時に奇跡が起きるか、その先に何が見えるか楽しみである。
中川佳宣
NEXT Exhibition
しまだそう・山岡敏明
あれとこれをまがりなりにもそれした結果論
会期:2026年4月4日(土)―19日(日)
時間:13時―19時(最終日17時迄)
休廊:月・火・水

2026 年4月4日より、美術作家・山岡敏明と画家・しまだそうに よる展覧会「あれとこれをまがりなりにもそれした結果論」を開催いたします。 本展は、両名が約 1 年間にわたり二枚のキャンバスを互いに交換し、相手の絵の上に自らの筆跡を重ねる「往復書簡」 のようなプロセスを経て完成させた新作とそれらにまつわるドローイング・ペインティング作品などを発表するものです。 山岡敏明の持つ独自の存在感と、しまだそうの線や造形。一方が描いた意図をもう一方が解釈し、時には塗り潰し、時 には生かしながら筆を置く。この 1 年に及ぶ「対話」と「侵食」の繰り返しは、個人の表現を超えた予測不可能な視覚 的調和( あるいは不協和音)を生み出しました。 本展では、そのプロセスを経て到達した最終的な絵画作品二点を中心に両名の近作、新作、交換ドローイングなどを展 示し、二人の画家の表現が交差する瞬間に迫ります。

山岡敏明 YAMAOKA Toshiaki
web site https://gutic.com/ 山岡敏明は現実とは無限の可能性の中から偶然選ばれた「たった一つの結果」に過ぎないとの考え から「グチック」という概念を通して、実在はしないが「そうあるべき」形を追求している。これは、 単なる創作物ではなく、世界の本質的なリアリティを掘り起こそうとする試みである。
1972 年 大阪生まれ1995 年 東京造形大学卒業2024年、個展「そういうおまえをワシゃ喰った」( g a l l e r y P A R C / 京 都 )、 2 0 2 3 年 、UNLOGICAL 07(MONO.LOGUES/ 東 京)2 0 2 0 年 、 個 展 「 G U T I C _ p a r a n o i a cparadigm」(2kw gallery/ 滋 賀)、2019 年、個 展「STREET GUTIC STUDIO」(STREETGALLERY/ 神戸)、「あざみ野コンテンポラリーvol.10 しかくのなかのリアリティ」(横浜市民ギャラリー あ ざ み 野 / 神 奈 川)、2017年、「GUTIC STUDY」(Gallery HASHIMOTO/ 東京)など、個展グループ展多数。

しまだそう SHIMADA So
web site https://shimada-so.com/ しまだそうは主に定規を用いた直線の集積やコラージュ的な具象イメージの並置の中に未知であり ながらも既知の存在感をもつ絵画制作を試みている。 作家にとって、絵画制作とは(それ)が(それ) であるとわかる瞬間との出会いを求める行為であり、そのプロセス自体が追い求め続けることによっ てのみ存在し得る存在を生み出すことに繋がっている。しまだはこれらの行為は UFO や聖杯の探求 のようなものであると考えている。
1983 年 大阪府生まれ 2009 年 近畿大学卒業 <個展> 2022 年 「Unidentified」(cumonos/ 大阪 ) 、2021 年 「VITA NOVA BOY STRIKES BACK」(NADiff Window Gallery/ 東京 )、2020 年 「新 生的少年 VITA NOVA BOY」( 清須市はるひ美術館 / 愛知 )、2019 年 「木曽路はすべて山の中である。」(street gallery/ 神戸 )、2015 年 「MAYBE,COSMOS」(YIRI ARTS/ 台北 )、 <その他> 2018 年 「第 9 回 清須市はるひ絵画トリエンナーレ」優秀賞、2015 年 「YOUNG ART TAIPEI/AWORD 」新潮賞 2015 ベスト 5 ノミネート ( 台北 )、2013 年 「ゴールデンコンペティション 2012」優秀賞、な ど個展グループ展多数。


